DATURA
群青に染まる宵闇で
屋上の隅 君と二人
左右のイヤホン分け合って
繋がっていた 世界の果てまで
頼りない瞬間の中
永久の予感 気付いていたよ
空間に描いた楽園へ
縺れたまま飛び込んでいくよ
存在の共鳴が 忘却の街に響く
狂おしいまでの愛しさで
明日を奪い 鼓動は軋ませたまま
何処へ逝く 闇を抱いて
想像を超えた記憶にない感情が
錆びついたままの本能を呼んでいる
背徳の庭に この夜も寄り添い咲いた
終わらない欠落 埋めあって
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