嗚呼、今宵も 夢なのか生きているのか
迷えし鼓動はこの地を這う
産まれては絶えて逝き 映像は記録されることなく
羊水に還れば矛盾ばかりがひしめき合う
主張無く、主義も無い 暴力性とはつまり
永遠への逃避 領域から秘密の場所へ
慈悲深き死神と共に行く旅の終わりに
死角から響く懐かしき産声を聞いた
自閉した魂、或る夢遊
蒼き月夜に幻がワルツを奏で
脳裏でうごめく轟音と化す
Karma suck back hats
雑踏は時計仕掛けの懺悔
「君の才能を僕におくれ」
今宵も、今宵も夢なのか生きているのか
迷えし鼓動はこの地を這う
嗚呼、苦しいよ 刹那いよ 酷く痛いよ
明日を殺めて 罪なき空へ葬る